<インプラント症例2>埋入位置の術中変更!

先日のインプラント埋入手術。

 

左下のブリッジが噛むと痛い!

手前の支えになっている歯が負担に耐えられず歯周病が悪化し、

歯茎が腫れて歯周ポケット6~7mmになっていました。

治療計画は、左下5にフラップオペと呼ばれる歯周外科手術による歯牙温存療法、

+左下6にインプラント埋入手術でしたが、

スコープ視野での術中左下5の歯根にひび割れ発見!

 

ひび割れ部分を掘り進めるとレントゲン写真のように楔状に欠損となり、

さすがに長期保存は難しい状態になりました。

 

当初の埋入位置は歯と歯の間のド真ん中に!でしたが

左下5が抜歯になったときに、バランスよくインプラント埋入できるように

1mmだけ後方に設定して埋入しました。

 

手術前にしっかりCT画像でシュミレーションするのも当然大切ですが、

いざ手術が始まると計画変更を迫られる場面も珍しくありません。

長くインプラント治療に取り組んでいると見えること。

できることがあります。

 

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